アルカディア人物館学習会第4回目のテーマは、小松出身の「アルカディアの英語学者 *高梨健吉」です。今回のゲストは、高梨の従弟で元英語教師の高梨照一さん。高梨がイザベラ・バードの『日本奥地紀行』に出会ったきっかけや、「面映ゆい」と思いながらも「アジアのアルカディア(桃源郷)」と訳したふるさとに対する深い愛情、親族でしか知り得ない生前の貴重なエピソードなどをお話しいただきました。同じ英語を専門とする立場でもある照一さんならではお話に、参加者からは「改めて偉大な人であることに感心した」「著書を手にとってみたいと思った」といった感想が出ました。
*正式には梯子高です。